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機械・電気・電子分野の専門家、サービスエンジニア/フィールドエンジニアの役割

現職がフィールドエンジニアなので職種についてちょっとまとめてみました。

まず・・フィールドエンジニア、サービスマン、サービスエンジニア など業界によって言い方が色々ありますが、全部同じです。

 

フィールドエンジニア/サービスエンジニアとは・・

機械・電気・電子分野のメーカーに所属し、製品の保守・メンテナンスを顧客に提供する専門家。

顧客との直接接触で製品のトラブル解決やメンテナンスを担当。

仕事内容と役割

・自社製品を購入した顧客に定期的な訪問やトラブル対応を行う。

・製品不具合や顧客の要望を企業にフィードバックし、機器改善に寄与。

・顧客との関係を築き、正確な修理内容を把握するためにコミュニケーション能力が重要。

 

やりがいと向いている人

・機械いじりやコミュニケーションが好きな人に向いている。

・顧客の感謝や解決への貢献

・顧客の声を企業にフィードバックし、製品の改善に寄与することで、より良い製品づくりに貢献できる。

 

必要なスキル・資格

業界により必要スキルが異なりますが…

・製品構造の知識: 異なる製品の仕組みや部品の関係を理解する能力。トラブルの原因を特定し修理する際に役立ちます。

・コミュニケーション能力: 顧客と円滑に対話し、トラブルや要望を明確に把握するためのスキル。的確な情報共有がトラブル解決や改善に繋がります。

・スケジュール管理能力: 複数の顧客訪問や修理を調整し、効率的に時間を管理する能力。スケジュールの調整が顧客満足度に影響を与えます。

・英語能力: 外資系企業などでは英語でのコミュニケーションや修理マニュアルの理解が必要な場合があります。

・製品開発知識: 製品の設計や開発に関する知識が求められる場合があります。製品改善の提案やフィードバックが重要です。

・特定の資格: 業界や製品に関連する特定の資格が必要な場合があります。例えば、電気工事士など。

・リモート修理スキル: 遠隔地からの修理やトラブル解決が必要な場合に、リモートで操作や診断を行うスキルが求められます。

・IoTスキル: インターネット・オブ・シングス(IoT)を活用して遠隔からデバイスを監視し、必要なメンテナンスを行う能力

電気工事士の資格:電源関係で施設側とトラブルになることがある資格というより知識は必要

・車の免許:大きな部品や工具を持って修理やメンテナンスに行く必要があるのでほぼどの業界でも必要となることが多い。

 

メリット

・多様な経験の獲得: 様々な製品や顧客との接触を通じて、幅広い知識とスキルを習得できる。異なる業界や分野での経験を積むことが可能。

・即座な成果の実感: 顧客からの感謝や製品の問題解決を通じて、直接的な成果を実感することができる。顧客からの信頼感も得られる。

・専門知識の向上: 製品構造や動作原理に関する深い知識を習得し、専門家としてのスキルセットを高めることができる。

・コミュニケーション力の向上: 顧客とのコミュニケーションを通じて、人間関係構築や対話スキルを向上させることができる。

・製品改善への貢献: 顧客の声を企業にフィードバックし、製品の改善に寄与することで、製品の品質向上に貢献する。

・キャリアの成長: 保守・メンテナンスの経験を通じて、高度な製品のメンテナンスや新しい技術領域への挑戦が可能。キャリアの成長が期待できる。

・多彩な環境での働き方: フィールドエンジニアの役割は顧客現場への訪問が中心であり、毎日異なる環境で働くことができる。飽きることなく新しいチャレンジが待っている。

 

デメリット

・不規則な勤務時間: 夜間や緊急の修理が必要な場合があり、勤務時間が不規則となり仕事とプライベートのバランスを調整するのが難しいことがある。

・専門知識の壁: 英語の修理マニュアルや製品の技術的な性質により、知識の習得に時間と努力が必要なことがある。

・高圧的な状況: 厳しい状況下でトラブル対応やクレーム処理を行う必要があり、ストレスを感じることがある。(トラブルが発生しているということは機器を使用できない為、顧客が激昂している事も多々あります。)

・施設のルール順守: 顧客施設への訪問時には、クリーンルームの規定や安全対策などのルールを守らなくてはならない。(白衣を着たり、防護メガネをかけたり、マスクを付けたり)

・不確定な状況: 顧客の要望や現場の状況が予測しづらい場合があり、柔軟な対応が求められることがある。

 

コミュニケーションと人の力が不可欠な業界

・顧客との円滑なコミュニケーションが求められ、人間関係構築やトラブル解決が重要。

・製品のメンテナンスやトラブル対応に人の力を活用し、自動化が難しい業界。

キャリアパスとキャリアチェンジ

・保守・メンテナンスの経験を活かし、高価な製品のメンテナンスでキャリアアップ可能。

・異なる業種や分野への転職も多く、キャリア展開の幅広い選択肢。

・技術的な課題や開発に興味のある人は、開発部門への転職の可能性も。

 

転職市場の動向

・サービス提供に力を入れる企業が増加し、需要が高まっている。

・機械や電気系の知識、コミュニケーションスキルを持つ人に魅力的。

・経験者としての貴重な経験が高く評価され、未経験からの挑戦も可能。

・修理専門の請負業者も存在し、幅広い業務が求められている