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共通テストって何?センター試験との違いは?不正行為とは


受験シーズンですね。私の時代はセンター試験と言ってましたが近年は共通テストと名前が変わったようですね。

また今年の大学入学共通テストで、カンニングペーパーの使用などの不正行為により失格された方がいたようですね。

共通テストとセンター試験の違いは何?

共通テストは、国公立大学だけでなく、多くの私立大学も利用する入試方式となりました。センター試験は、国公立大学産業医科大学のみが対象でした。
共通テストは、思考力や判断力を重視した問題が増えました。センター試験は、単純な知識を問う問題が中心でした。
共通テストは、英語の配点がリーディングとリスニングで同じになりました。センター試験は、リスニングの配点が低かったです。
共通テストは、平均点の目安が5割になりました。センター試験は、6割になるように作成されていました。
これらの違いにより、共通テストは、センター試験よりも難易度が高くなったと言えます。また、私立大の個別試験とは問題の傾向が大きく異なってきています。

 

共通テストの特徴

科目 詳細
数学 2021年度の共通テストでは、「日常の課題をテーマにして、それを数学的に解決していく問い」が特徴。登場人物の会話や問題の一般化力も求められました。
英語 「リーディング」ではアクセント・語い・文法問題がなくなり、速読力や情報整理力が重要。「リスニング」では音声情報と視覚情報の同時処理が求められ、要点整理力も必要。
国語 共通テストではセンター試験と同様に基本的な知識が問われ、複数の文章を関連付けて読解する能力が必要。
理科 各科目で特有の問題が出題。「物理基礎」では実験結果の違いを考察。「生物」では資料を活用して問題にアプローチ。地学や化学も含め、実際の現象や実験の理解が求められる。
地歴公民(社会) さまざまな学習の場面を用いた出題が多く、文章資料やグラフ・写真・地図を含む「さまざまな資料」を活用する問題が増加。文字量も増加しており、教科書レベルの事項を日常生活や学習活動を通じて理解する力が求められます。


不正行為の定義と事例 

不正行為とは何か、

不正行為(ふせいこうい)とは、法律などの規範に従わない行為だそうです。

通常は何らかの罰が課せられ、中には重大な社会問題に発展するものもあるようです。

過去の事例 

年度 不正行為 人数 詳細
2023 数学①の試験中に定規を使用 2人  
2022 地理歴史、公民の試験中に問題をスマートフォンで撮影し、協力者に送信し、解答を返信させた 1人 同様の不正をしていた前年も全科目無効
2022 国語の試験中に股の間に挟んだスマートフォンに触る 1人  
2022 試験中に横を見るしぐさを注意されたにもかかわらず、理科②の試験中に繰り返す 1人  
2022 英語リスニングで勘違いして試験開始の指示の前にICプレーヤーを作動させて解答を始める 1人  
2021 試験監督の指示に従わず、この年の規定通りにマスクを着用しなかった 1人  
2021 定規を使用 1人  
2021 カンニングペーパーを使用 1人  
2021 試験終了後にマークシートに記入 1人  
2020 地理歴史、公民の試験中にスマートフォンを取り出し、電源を入れる 1人  
2019 理科②の試験中にスマートフォンを使用 2人  
2019 国語の試験中に定規を使用 1人  
2019 数学①の試験終了後に解答を続けた 1人  

2011年には世間を騒がせたカンニング事件がありました。
そのときは、隠し持った携帯電話に試験問題の一部を入力し、yahoo知恵袋に投稿して、一般ユーザーから解答を得るという方法だったそうです。

カンニングは罪になるのか

テストでカンニングなどの不正行為をした場合、「偽計業務妨害罪」という犯罪が成立する可能性があるようです。